グループホームフランセーズ悠Blog

桜の季節を身近に感じるようになった、今日この頃・・・。
皆様、いかがお過ごしでしょうか？

本日はお天気も良く、風がまだ冷たくは感じるものの、暖かな日差しに恵まれました。
いよいよ春到来！　・・・と思えるような天気でしたので、おもいきって皆で外に出てみました。









久しぶりに外で記念写真を撮り、「もう春になるねぇ～」「やっと寒くなくなるんだね・・・」と話しながら、気持ちの良いひと時を過ごしました。

そして、施設に戻るときのことです。

あるご利用者様が、ふと「こんな日は、きっといいことがあるかもね」　・・・と誰に聞かせるわけでもなくおっしゃいました。
特に、何かを意識したわけではなかったのだと思います。
ただ単に、そんな感じがした。
そう、本当に・・・ただそれだけだったのではないでしょうか。

まさかその言葉が現実になるなんて、この時ご利用者様の誰一人として思ってはいなかったはずです。



今日のお昼は、なんと・・・！
まさかまさかの、お寿司屋さん特製のちらし寿司だったんです！









プロの作る豪華なちらし寿司に、皆様食べる手が止まりません。
















―――気付けば、まるで最初から何も入っていなかったのではないかと思わせるほどにキレイな空の器だけが残りました。

満足そうに、はちきれんばかりのお腹をさする皆様の姿がとても印象的でした。


たまにはこんな日も・・・良いですね！

春の足音も聞こえ始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
3月も中旬に差しかかりましたが、寒暖の差が激しく、過ごし辛い日が続いていますね。


・・・この日も、時々晴れ間が覗く程度の、そんな肌寒い日でした。
柳原施設のあるご利用者様が、会いたい人に会うために外へ出かけました。

向かった場所は、フランセーズ悠の戸倉施設。
会いたい人は、少し前まで同じ柳原施設で過ごしていた方です。

片道1時間弱の道のりを経て、久しぶりに互いに顔を合わせました。









一緒に過ごしていたときは、一番仲良しだった二人。
手を優しく握り、何度も声を掛けたり、歌を歌って聴かせてあげたりしました。
そうしたら・・・
目を閉じてなかなかしゃべれないその方が、ずっと足をトントン動かし、手を握り返し、手拍子をして下さいました。









「私が会いに来たから、喜んでくれたんだな」
「会いに来て良かった」
ご利用者様も、とても素敵な笑顔で職員にお話しされました。

3月と言う事もあり、施設には大きな雛壇が飾ってありました。
そこでも、二人で記念写真を撮りました。









――― 素敵な時間ほど、過ぎるのが早く感じるものです。

「また来るからね・・・」

名残を惜しむ中、最後に交わした握手は、また会える日を誓う約束の証です。














帰りの車中、「今日はとっても良い日だ。連れてきてくれてありがとう」と職員に笑顔でおっしゃいました。

帰り道、空は晴れ間が増え、日差しも温かく感じられました。
天気も心も晴れる、そんな素敵な時間でした。